伸びる芽 見つけだす

四肢欠損の少年に、いかにして泳ぎを指導するのか。目の前の山が大きければ大きいほどやる気がムクムクと湧き上がるから不思議なものです。当時6歳の少年は遊び盛りで、負けん気の強い性格でした。私が最初に取り組んだのは、足の着かな…

覚悟を決めた瞬間

障害者水泳教室を立ち上げて一年弱の頃。6歳の少年がお尻をスケートボードに乗せ、膝で地面を蹴りながら元気いっぱいの姿でやってきました。彼の左手は指3本。右手は肘まで、左足は膝まで。右足は付け根からありませんでした。「水着一…

始まりは出会いから

「どうして僕は仲間にいれてもらないの?」 当時7歳の少年の言葉です。 1991年、浜松市内のスイミングスクールでコーチをしていた時、 脳性麻痺のある少年が入校を希望してきました。 陸上では歩くことが困難でも、浮力のある水…